ヴェジーバーガーボタンと開発者の言葉えらび

イギリスの新聞であるガーディアンのウェブサイトのソースコードが興味深い、という話を見た。横に3本線を引いたボタン、いわゆる「ハンバーガーボタン」のクラス名を、次のように「ヴェジーバーガー」と表現していた。

class="veggie-burger"

ヴェジーバーガーは、お肉を使っていないハンバーガー。どうやらヴィーガンバーガーとも呼ばれているらしい。食べてみたい。

ガーディアンはなぜ「ヴェジーバーガーボタン」にしたのか。ユーモアなのか、時代に合わせた配慮なのか。文脈を知らないので謎である。

HTML、CSS、JavaScriptなどは、コードが公開される。開発者が何気なくクラスに付けた名前が公開される。良いことも悪いことも起こり得る。フロントエンド開発者は大変かもしれない。

開発者はどんな言葉を使うべきか、という問題を見かけるようになった。命名規則やレビューの運用でどうにかなるのだろうか。なにも考えずに難読化しちゃうのが良いのか?


最近ようやくGitの「マスタブランチ」を「メインブランチ」という言葉で思考することに慣れてきた。しかし、例えばデータベースの「マスタ」と「レプリカ」というような言葉は脳にこびりついてしまっている。どうすればいいのか考えていたら、お腹が減ってきた。とりあえず今度モスバーガーでソイモス野菜バーガーとポテトを食べようと思う。