「1.1.1.1 for Families」の使用感やhostsによるブロック
「1.1.1.1」といえば、CloudflareのDNSサービスだが、家庭向けには「1.1.1.1 for Families」というDNSサービスが提供されている。マルウェアやフィッシングサイトへのアクセスを防いでくれるようだ。使い方は簡単で、ルータやデバイスのネットワーク設定で、DNSを指定するだけ。もちろん無料で使える。
昨年から数ヶ月間「1.1.1.1 for Families」を使い続けている。使っていて特に感想がない。これは良いこと。いままでどおりにネットサーフィンできている。ブロックしてほしくないサイトがブロックされている、ということがなかった。
しかし、ある日「href.li」の名前解決ができずにアクセスできないことがあった。「href.li」はURL転送サービスで、ワンクッションはさむことでリファラを隠すサービス。数週間後にもう一度ためしてみたら名前解決できた。
「1.1.1.1 for Families」は小規模な組織や家庭に向いているサービスだと思う。簡単で、無料で、端末へ負荷をかけることもない。実践に投入するかどうかは、もうしばらく使い続けながら考えてみたい。
名前解決でアクセスをブロックするといえばhosts
もあるな、と思った。きっと、いい感じにまとまっている拒絶リストがあるのだろう…と思って検索してみたら、やはりあった。
「StevenBlack/hosts」には、さまざまなカテゴリをブロックできるhosts
ファイルがある。ファイルの内容をパッと覗いた感じでは、広告やアナリティクスもブロックしてくれるみたいだ。